ケネディ駐日米大使、陸前高田市を訪問
大使就任後、初めて地方を訪問しているキャロライン・ケネディ駐日アメリカ大使が26日、東日本大震災の被災地である岩手県陸前高田市を訪れた。
ケネディ大使は26日午前10時過ぎに陸前高田市の市役所を訪れ、戸羽太市長や伊藤明彦市議会議長から、復興の進み具合や復興に向けて今、抱えている課題などについて話を聞いた。
震災で1556人が亡くなった陸前高田市は、岩手県内で最も大きな被害を受けた地域。市役所から市内中心部に移動したケネディ大使は、津波で建物が全壊し、今は犠牲者の追悼場所となっている高田松原近くの施設を訪れ、震災で亡くなった人たちの冥福を祈って花をささげた。
ケネディ大使は、午後は平泉町などを訪問する予定。