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衆院選挙制度めぐり、野党5党が与党に提案

2014年2月27日 16:35
衆院選挙制度めぐり、野党5党が与党に提案

 衆議院の選挙制度の見直しをめぐり、野党5党の実務者が27日、衆議院議長の下に第三者機関を設置して協議すべきとの考えで一致し、与党側に提案した。

 民主、維新、みんな、結い、生活の党の野党5党の実務者が国会内で会談し、衆議院の定数削減と一票の格差是正について議長の下に有識者らによる第三者機関を設置し、議論すべきとの考えで一致した。

 協議の後、民主党の岡田議員は自民党の細田幹事長代行に電話で、この内容について提案した。来週、与野党7党による協議が開かれる方向。

 一方、共産党の志位委員長は会見で、「第三者に委ねるのではなく、国会議員の責任としてきちんと議論を行うのが筋だ」と述べ、第三者機関の設置には反対する考えを示した。