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車内に足湯も…新幹線“初”観光列車導入へ

2014年3月4日 17:08

 JR東日本は、山形県により多くの観光客を呼び込むため、新幹線に初めての観光列車を導入すると発表した。

 山形新幹線に導入される観光列車の愛称は「とれいゆ」。温泉街を散策するように「食」や「文化」を楽しんでもらおうと、車内には畳のお座敷や、足湯でくつろげるスペースが設けられる。

 新幹線に観光列車が導入されるのは初めてで、今年7月以降、福島と新庄の間で運行を始める予定。

 また、JR東日本は、山形新幹線の「つばさ」の塗装を一新すると発表した。現在のグレーの車体に緑色のラインが入ったデザインから、蔵王の雪の白さや山形の県鳥である「おしどり」をイメージした深い紫色をあしらっている。シンボルマークも、サクランボなど山形を代表するデザインに変更する。今年4月から全ての「つばさ」で順次、リニューアルする予定。