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サクラの枝、無断で伐採相次ぐ 河口湖

2014年3月31日 19:58
サクラの枝、無断で伐採相次ぐ 河口湖

 サクラ並木で知られる山梨県の河口湖で、サクラの枝が無断で伐採される被害が相次いでいる。

 被害にあったのは河口湖の北岸にある約2キロのサクラ並木。並木を管理する住民団体によると、2~3年前からソメイヨシノやマツの枝が無断で切られ、これまでに60本の被害があった。先月は根元から切られたマツ5本が見つかった他、直径10センチを超える枝が切られ、開花が期待できないサクラもある。

 住民団体は、富士山の眺めを良くしようと観光業者らが伐採した可能性を指摘している。

 こうした中、環境省は並木の伐採が自然公園法に抵触する可能性もあるとして、31日、職員が現地を確認した。

 環境省は今後、町や住民団体と協議し、対応を考えたいとしている。