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原発“輸出”協定可決 トルコ・UAEへ

2014年4月18日 17:36
原発“輸出”協定可決 トルコ・UAEへ

 トルコとUAE(=アラブ首長国連邦)への原子力発電所の輸出を可能にする協定が参議院本会議で18日、可決、承認された。

 原子力協定は、日本の原発をトルコやUAEに輸出できるようにするもの。18日の本会議で自民、公明両党と民主党などの賛成多数で可決され承認されたが、民主党では、脱原発を主張する2人が体調不良を理由に欠席したほか、福島県選出の増子輝彦副代表が棄権した。

 増子副代表「汚染水の処理の問題、廃炉の問題、全く見通しが立たない中で、海外に原発を輸出することは私はすべきではないと」

 安倍政権は原発輸出を成長戦略の柱の一つと位置づけており、協定は今年夏にも発効する見通し。