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酒田市の港で深海魚「サケガシラ」釣れる

2014年5月27日 19:03
酒田市の港で深海魚「サケガシラ」釣れる

 27日朝、山形県酒田市の港で「サケガシラ」という深海魚が釣れた。体長1メートル80センチ、重さ8キロ、全身が銀色で、赤いヒレが特徴。

 サケガシラは27日午前8時頃、酒田北港で釣りをしていた市内に住む男性が疑似餌のルアーで釣り上げた。

 釣り上げた佐藤拓さん「弱っていました。ヘビのような気持ちの悪い動き。体を少しウネウネさせたような」

 佐藤さんが近くの釣具店に持ち込み調べたところ、サケガシラだと分かった。

 県水産試験場によると、サケガシラは通常、日本周辺の沖合で深さ数百メートルに生息しているが、詳しい生態は分かっていない。台風や大しけの後に沿岸に打ち上げられることがあるという。また、県水産試験場は「エサを求めて浅瀬に来た可能性もあるが、はっきりした原因は分からない」と話している。