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ワシントン近郊で“従軍慰安婦石碑”除幕式

2014年5月31日 12:46
ワシントン近郊で“従軍慰安婦石碑”除幕式

 アメリカの首都・ワシントン近郊で30日、いわゆる従軍慰安婦の石碑が完成し、除幕式が行われた。

 石碑ができたのは、ワシントンから20キロほど離れたバージニア州フェアファックス郡の庁舎敷地内。除幕式には慰安婦だったという韓国人女性も参加した。石碑は、この地域に多く住む韓国系住民らが地元自治体に働きかけ、設置を進めてきたもので、「20万人以上の女性が強制的に性的奴隷になった」などと記されている。

 これに対し、日本政府は「石碑が設置されたことは極めて残念なことと受け止めている。慰安婦問題を政治・外交問題化させるべきではないとの我が国の基本認識について、引き続き説明、働きかけの努力を続けたい」とコメントしている。