お嬢さん、いらっしゃい♪チゴガニがダンス
和歌山・新宮市の三輪崎海岸で、毎年この時期に見られる不思議な「チゴガニ」のダンスが始まっている。
甲羅が約1センチの小さなチゴガニが一斉にハサミを持ち上げ、まるで踊っているように見える-これは、新宮市の三輪崎海岸で毎年、この時期になると見られる不思議な光景。潮が引ききった干潟で、巣穴からはい出した数えきれないほどのチゴガニがハサミを上下に動かし、ダンスをしているような姿を連日見ることができる。
この奇妙な行動は、オスがメスを呼ぶために行われているのではないかとみられている。チゴガニのダンスは気温が上がるにつれて活発になり、秋頃まで続くという。