甘利経済再生相「社会保障もムダ削減を」
甘利経済再生相は来年度の予算編成に向けて経済成長とともに財政健全化を両立させるため、社会保障支出といえども無駄の削減に取り組む必要があるとの考えを示した。
24日に閣議決定した「骨太の方針」では、経済再生と財政健全化の両立を目指し、借金に頼らずに、その年の政策経費が賄えるかを示すプライマリーバランス(=基礎的財政収支)について、「2020年度までに黒字化」する目標を堅持している。
これについて甘利経済再生相は臨時閣議後の記者会見で、財政健全化の目標を達成するため、今後、来年度予算の概算要求基準について経済財政諮問会議で厳しくチェックする考えを示した。