クリミア製品 EUへの輸入禁止で合意
EU(=ヨーロッパ連合)は23日、ウクライナ情勢などをめぐり外相会議を開き、ロシアが編入を主張しているクリミア半島からの製品について、EUへの輸入を禁止することで合意した。
ルクセンブルクで開催されたEUの外相会議では、ウクライナのポロシェンコ新大統領を支持し、その和平プランを支援することで一致した。一方で、クリミア半島のロシア編入を認めない立場からクリミアの製品をEUに輸入することを原則禁止することでも合意した。
27日にはEU首脳会議が開催され、ウクライナとの連合協定の最終的な署名が行われる予定だが、それを前にロシアに対する毅然(きぜん)とした姿勢を改めて示した形となる。