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習主席が韓国着、朴大統領と会談へ

2014年7月3日 14:02

 中国の習近平国家主席が就任後初めて韓国を訪れ、朴槿恵大統領と会談する。北朝鮮の核問題や日本の歴史認識問題などについて、どこまで踏み込んだ議論が行われるかが注目される。

 習主席は3日正午頃、韓国・ソウル郊外に到着し、彭麗媛夫人とともに姿を見せた。3日夕方、朴大統領との首脳会談が行われる。中国の最高指導者が就任後、伝統的な友好国である北朝鮮より先に韓国を訪問するのは初めて。

 3日朝の韓国の新聞各紙は習主席の寄稿文を掲載、習主席は「周辺地域でひとたび動乱が発生すれば、地域内国家の誰一人として無事ではいられない」と北朝鮮の核問題などを念頭に中韓の連携強化を呼びかけている。

 会談ではこうした問題のほか、日本の歴史認識問題についても話し合われる予定で、両首脳がどこまで踏み込んで日本に対し言及するのか注目される。