中国“食肉の使用期限偽装”日本2社も輸入
中国・上海の食品加工会社で食肉の使用期限の偽装が疑われている問題を受けて、日本マクドナルドやファミリーマートがこの会社で加工された商品を輸入していたと発表した。
これは上海市内の食品加工会社「上海福喜食品有限公司」の工場が、使用期限の切れた鶏肉や牛肉を出荷していたと上海テレビが報じたもの。
これを受けて日本マクドナルドでは、国内で販売している「チキンマックナゲット」の約2割が、この食品加工会社から輸入していたと発表した。販売していた可能性があるのは、関東全域を含む1都9県の全店舗1281店で、報道を受け、仕入れ先を変えて販売しているという。日本マクドナルドは、「報道された内容が事実であれば、一切受け入れられるものではありません」としている。
また、ファミリーマートでも、「ガーリックナゲット」と「ポップコーンチキン」について、この食品加工会社から輸入していたとして商品の販売を停止した。
両社とも、現時点で健康被害の報告は入っていないという。