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7月の経済情勢「回復の動きが続いている」

2014年7月30日 1:35

 財務省は7月の全国各地域の経済情勢について、「消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動が和らぎつつあり、回復の動きが続いている」として総括判断を据え置いた。

 財務省は、全国11の財務局の報告を受けた7月の経済情勢の総括判断について、「回復の動きが続いている」として前回から判断を据え置いた。地域別でも全国11地域すべてで判断が据えおかれている。

 財務省は、各局の調査内容について、「個人消費」では家電販売で大型テレビなどに持ち直しの動きがみられるほか、百貨店では衣料品が底堅く、食料品などの売り上げが好調で、持ち直しの動きが見られるとしている。

 麻生財務相は、消費税率引き上げに伴う反動からの回復時期について、「7月末までに回復すると回答した企業が7割を超えるなど、反動は和らぎつつあるとの報告がなされている」としている。