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国連運営の学校砲撃、16人死亡 ガザ地区

2014年7月31日 7:02

 パレスチナ自治区のガザ地区で30日、国連の施設が再び砲撃を受けた。

 イスラエルとイスラム原理主義組織「ハマス」との戦闘が激しさを増すガザ地区で30日、国連機関の運営する学校が砲撃された。この学校には多くの避難民が寝泊まりしていて、国連によると、少なくとも16人が死亡したという。

 国連の潘基文事務総長は、イスラエル軍による攻撃との見方を示し、「非道で正当化できない行為であり、裁きと説明責任が求められる」と非難した。

 ガザ地区では、今月24日にも国連機関の運営する学校が砲撃を受けていて、民間人の犠牲が増え続けている。一連の軍事作戦が始まってから、ガザ地区では約1300人が死亡、イスラエル側の死者も59人に上っている。