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首相、官邸戻り大雨対応 古屋防災相派遣へ

2014年8月20日 12:23
首相、官邸戻り大雨対応 古屋防災相派遣へ

 広島県で19日夜から記録的な大雨が降ったことを受け、夏休みで山梨県に滞在していた安倍首相は20日午前に首相官邸に戻り、対応にあたっている。

 2歳の男の子が亡くなるなど、死者・行方不明者が多数出ていることから、安倍首相は20日朝から行っていたゴルフを中止し、首相官邸に戻った。

 安倍首相「大変大規模な被害が発生しており、私の方から政府一体となって、今後もさらに雨が降る恐れもありますので政府一体となって救命・救助対応にあたるように指示しました」

 安倍首相はまた、救命・救出・救助の態勢を強化するため、派遣する自衛隊の規模を数百名規模にするよう指示し、状況が整い次第、古屋防災担当相を現地に派遣することを明らかにした。

 安倍首相は今週夏休みで、20日は朝から山梨県内でゴルフを行っていたが、大雨の被害が大きいことからプレーを中止し、東京の首相官邸に戻った。政府として危機管理に万全を期す姿勢を示すためだ。

 これに先立ち、政府は20日午前4時20分に首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。政府は引き続き、情報収集と対応にあたることにしている。