×

広島土砂災害 36人死亡 午後11時現在

2014年8月20日 23:36
広島土砂災害 36人死亡 午後11時現在

 広島県では19日夜から記録的な大雨となり、相次いだ土砂崩れで、警察によると、これまでに36人の死亡が確認され、7人が不明となっている。

 土砂災害が起きたのは、広島市の中心部から北にある安佐南区と安佐北区。警察によると、20日午後9時現在、安佐南区で32人、安佐北区で4人の死亡が確認されている。安佐北区の可部東では、土砂崩れに巻き込まれ、救助活動にあたっていた53歳の消防隊員と3歳の男の子ら3人が死亡した。また、可部町では1人が死亡している。

 次に、安佐南区。特に被害が大きいのが八木地区。複数の箇所で土砂崩れが発生し、住宅がのみ込まれた。この八木地区では24人の死亡が確認されている。このほか、緑井地区では77歳の女性など6人が、山本地区では、自宅に土砂が流れ込み、11歳と2歳の兄弟2人が亡くなった。

 これまでに36人が亡くなり、また20日午後11時現在も7人の行方がわかっていない。