７月の全国のスーパーの売上高は、４か月連続のマイナスとなった。

　日本チェーンストア協会によると、７月の全国のスーパーの売上高は約１兆８７７億円と前年比２．１％減り、４か月連続のマイナスとなった。食料品は、牛肉などの畜産品の相場が上昇し、売り上げが伸びたが、梅雨明けの遅れや天候不順の影響で客足が伸びなかった。また、夏物衣料の販売が、紳士、婦人用ともに不調で、衣料品全体で前年比８．６％減と、去年の売り上げを大きく下回った。

　チェーンストア協会は「消費税の『反動減』は和らいでいるが、回復に力強さが欠けている」としている。