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援交持ちかけ 上期サイバー補導は220人

2014年8月21日 20:52

 インターネット上で援助交際などを持ちかけたとして警察に「サイバー補導」された少女らは、今年上半期に、全国で220人に上ったことが警察庁のまとめでわかった。

 「サイバー補導」は警察がスマートフォン上の掲示板などをチェックし、18歳未満の少女らが援助交際や下着の売買の書き込みをした場合、警察官が身分を伏せて直接本人と会い、補導するもの。

 警察庁によると、サイバー補導は、去年10月に全国の警察に導入されたばかりだが、今年1月から6月までに18歳未満の少女ら220人が補導されたという。このうち、約6割は非行や逮捕歴がなく、警察庁は「保護者の知らないうちに子どもが援助交際などの書き込みを始めている」と分析している。