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帰還困難区域含む国道6号 全面通行可能に

2014年9月15日 12:55
帰還困難区域含む国道6号 全面通行可能に

 福島第一原発の事故により、通行が制限されていた福島県内の国道6号について、15日から通行規制が解除された。

 規制が解除されたのは、富岡町・大熊町・双葉町にまたがる約14キロの区間。14日夜は、国の担当者らが富岡町に設けられていたゲートを開放し、約3年半ぶりに国道6号の全面通行が可能になった。

 この区間は、原発事故による帰還困難区域が含まれ、国が除染や道路の補修などをし、空間線量が十分に下がったとして、規制を解除したもの。通行できるのは車のみだが、物流や住民の交流が活発になり、復興や帰還に弾みがつくと期待される。