経済界の訪中団 汪副首相と会談へ
中国・北京を訪問している日本の経済界首脳らが24日、中国の汪洋副首相と会談することが決まった。要望していた習近平国家主席や李克強首相との会談は難しい見通し。
22日に北京を訪れたのは榊原定征・経団連会長ら経済界の首脳を含む日中経済協会の訪中団、約170人。協会によると、訪中団は、24日午後、対外経済を担当する汪洋副首相と会談することが決まったという。
経団連・榊原定征会長「(Q:首脳会談に向け、地ならしの役割が期待されているが)結果的にそう(地ならしと)なれば幸い」
11月のAPEC(=アジア太平洋経済協力会議)での日中首脳会談開催が模索される中、協会側は習近平主席や李克強首相との会談を要望していたが、実現は難しい見通し。