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北のミサイル発射施設 改修作業が完了か

2014年10月2日 15:16

 アメリカの北朝鮮研究機関は、北朝鮮北西部にあるミサイル発射施設の改修作業が完了したという見方を明らかにした。

 アメリカの大学の北朝鮮研究機関「38ノース」は、先月に北西部の東倉里で撮影された衛星写真を分析し、去年から続いていたミサイルの発射台などの改修作業が完了したという見方を示した。改修された発射台は高さが55メートルあり、2012年に発射された事実上の長距離弾道ミサイルよりも大型のミサイルを発射することが可能になったという。

 「38ノース」は、北朝鮮が8月初旬に開発中の長距離弾道ミサイル「KN-08」のエンジン燃焼実験を行ったことも明らかにし、動きを注意深く見守る必要があるとしている。