京都府京丹後市のアメリカ軍施設に「Ｘバンドレーダー」が搬入され、２２日、隣接する自衛隊の施設で部隊の発足式が行われた。

　発足式は、アメリカ軍の「経ヶ岬通信所」に隣接する自衛隊の施設で行われた。この通信所には、２１日、弾道ミサイルを探知できる高性能の「Ｘバンドレーダー」が運び込まれた他、既に９０人の軍人らが駐留し、今後、最大で１６０人に増員される予定。式でアメリカ軍の司令官は、「『Ｘバンドレーダー』の配備は日本とアメリカの防衛力の強化に寄与する」と訓示を述べた。

　また、これに先立ち、地元自治体とアメリカ軍、防衛省などにより交通安全対策など住民の不安解消を目的とした連絡会が立ち上げられた。