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霧島山・硫黄山周辺を現地調査 警報発表

2014年10月25日 19:17
霧島山・硫黄山周辺を現地調査 警報発表

 火口周辺警報が発表された鹿児島と宮崎の県境にある霧島山の硫黄山周辺の活動状況を調べるため、25日朝、福岡管区気象台の職員が現地に入った。

 小規模な噴火の可能性があるとして、24日に「火口周辺警報」が発表された霧島山の硫黄山は、火口から半径1キロが立ち入り禁止となっている。25日は気象庁の職員が現地に入り、磁力の観測を行った。

 福岡管区気象台 火山監視・情報センター、通山尚史技官「マグマが上がってきたりすると、岩石が温められて、岩石が磁力を帯びているものが変化する。そういうものを測って、マグマが上がってきているかどうかを調べる」

 硫黄山の隣の韓国岳などへの登山はできるものの、宮崎県側からの登山口が閉鎖されているため、登山客は鹿児島県側の登山口から山に入っていた。

 福岡からの登山客「不安がないわけではないが、せっかく来たのでどこか見たいなと思って」

 25日は、登山届を出してから山に入る登山者も多くみられた。