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エボラ感染か調査 リベリアから帰国の男性

2014年11月7日 16:05
エボラ感染か調査 リベリアから帰国の男性

 政府関係者などによると、西アフリカのリベリアから今月4日に帰国した男性が発熱症状を訴えたことから、念のため、エボラ出血熱の感染の有無について検査を行うことになった。

 政府関係者などによると、この60歳代の男性は、西アフリカのリベリアに2週間程度滞在し、今月4日に日本に帰国したという。38℃以上の発熱の症状を訴えたため、厚労省は、武蔵村山市にある国立感染症研究所でエボラ出血熱に感染しているかどうかを含め、念のため検査を行うことにした。男性は、現地でエボラ出血熱の患者との接触はなかったという。

 男性は、帰国した際には症状がなかったため隔離されていなかった。ただし帰国してからの3週間は、1日に2回、体温や体調を自分でチェックし検疫所に伝える「健康監視」の対象となっていた。