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文科相“小5から英語を教科化”など諮問

2014年11月20日 15:23
文科相“小5から英語を教科化”など諮問

 下村文科相は20日、中教審(=中央教育審議会)に、小学5年からの英語の教科化や、高校の日本史の必修化など、教育内容を大幅に見直す学習指導要領の改定を諮問した。

 今回の学習指導要領の改定は、幼稚園から高校までの教育内容を全面的に見直すもの。この中では、小学3年から英語に親しみ、5年からは教科にすることや、高校では現在は選択科目の日本史を必修化することを検討するよう求めている。また、児童や生徒が主体的に学ぶ新たな学習方法「アクティブ・ラーニング」のあり方などについての検討も求めている。

 中教審は2016年度中に答申を取りまとめることにしている。それを受け、文科省では、2020年度から順次、新たな学習指導要領を実施していく方針。