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津南町で土砂崩れ 計128世帯が孤立状態

2014年12月18日 22:45

 18日午後、新潟県津南町の国道405号で土砂崩れが見つかった。雪交じりの土砂が道路を覆い、現場周辺が通行止めとなっており、津南町大赤沢集落の19世帯と、長野県栄村の109世帯が孤立状態になっている。

 土砂崩れが起きたのは、津南町の前倉と大赤沢を結ぶ国道405号。津南町役場によると、18日午後3時頃、県の職員から津南町役場に土砂崩れが起きているとの報告が入った。長さ50メートル、高さ2メートルにわたって崩れた雪交じりの土砂が道路を覆っていて、通行できなくなっている。土砂に巻き込まれた人はいないという。

 このため、現在、津南町大赤沢集落の19世帯と長野県栄村の109世帯が孤立状態になっている。電気やガス、水道などのライフラインは確保されていて、食糧の備蓄などもあるという。

 土砂の撤去は19日朝以降で、県が対策本部を立てている。