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地震で被害…重さ5トンの鐘楼移動 善光寺

2014年12月20日 20:03
地震で被害…重さ5トンの鐘楼移動 善光寺

 先月22日の地震で土台が崩れた長野県の善光寺の鐘楼を、一時的に別の場所に移す作業が行われた。

 鐘楼は先月22日の地震によって石積みの土台部分が崩れて危険なため、鐘がつけなくなっていた。20日は約10メートル先に造った仮設の土台まで鐘楼につけられたワイヤをひき、ローラーで少しずつ移動させた。

 鐘楼は1847年の善光寺地震で被害を受けて161年前に再建されたもので、重さは鐘も合わせると5トン近くある。小雨が降る中、約3時間で仮設の土台に移された。これから固定させる作業を行い、おおみそかの除夜の鐘には間に合うという。