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鳥のフンを傷と間違え…JRで運転見合わせ

2015年4月27日 16:08
鳥のフンを傷と間違え…JRで運転見合わせ

 広島のJR可部線で27日朝、3時間に及ぶ運転見合わせがあった。運転士が列車のパンタグラフに傷を確認したためだが、傷ではなく、鳥のフンだったという。

 JR西日本広島支社によると27日午前7時50分頃、可部駅で列車の運転士から「パンタグラフに傷がある」と連絡があった。パンタグラフとは、列車が架線から電気を取り入れる装置。架線の点検のため可部線は全線で運転を見合わせ、横川駅では利用者がバスに乗り換えるなど混雑した。

 同じような傷を計3本の列車で確認したが、その後の調べで傷ではなく鳥のフンだと分かった。運転士がホームから列車の上部を確認したとき、傷と見間違えたという。このため17本が運休し、約4400人に影響が及んだ。