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ご神体が新しい本殿へ 下鴨神社で正遷宮

2015年4月28日 2:37
ご神体が新しい本殿へ 下鴨神社で正遷宮

 京都の下鴨神社では、今年行われている21年に1度の式年遷宮で最も重要とされる神事「正遷宮」が行われた。

 世界遺産・下鴨神社は今年、21年に1度、社殿などを新調する式年遷宮の年にあたり、2007年から国宝の本殿を含む83棟の修復を行っている。27日に行われた「正遷宮」は、仮の本殿に移されていたご神体が新しい本殿に戻るために行われる、式年遷宮で最も重要とされる神事。約500人の関係者に見守られ、ご神体が本殿に戻ると、神事が無事に行われた事を告げる祭文が読み上げられた。

 一方で、5年後まで続く式年遷宮の費用は、約12億円が足りないままで、今後、境内でマンション用の土地を貸す事業が進められる見通し。