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日米防衛協力の指針 韓国政府は一定の評価

2015年4月29日 0:16
日米防衛協力の指針 韓国政府は一定の評価

 日米両政府がとりまとめた新たな防衛協力の指針(=ガイドライン)について、韓国政府は一定の評価を示した。

 韓国外務省の魯光鎰報道官は新たなガイドラインの策定にあたり、「事前に説明を行うなど、透明性を高める努力をした」と評価した。特に、日本が、集団的自衛権を行使するにあたり、「第3国の主権を完全に尊重することが明確にされた点に注目する」と述べている。

 これについて韓国国防省の関係者は、「『第3国』とは韓国を意味し、我々の立場が反映されたものだ」と強調。

 今後、新たなガイドラインに基づいて朝鮮半島で自衛隊の作戦を構築する際には、韓国の主権を尊重することを具体的に盛り込むよう求めていく方針を示した。