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試合翌日 長谷部誠選手が被災地幼稚園訪問

2015年6月17日 19:29

 サッカーのワールドカップ予選から一夜明けた17日、日本代表キャプテンの長谷部誠選手(31)が東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町の「あさひ幼稚園」の仮園舎を訪問した。

 長谷部選手は、震災の津波で幼稚園の建物が全壊したことを受け、ユニセフを通じて著書の印税など1億円以上を寄付、新園舎の建設に一役買った。周辺整備のため、子供たちは仮園舎に通っているが、長谷部選手は震災の年から毎年、園児の元を訪れている。試合にフル出場した翌日にもかかわらず、この日も普段から応援してくれている園児たちを思い、笑顔で交流を楽しんだ。

 長谷部選手は「(子供たちの)可能性を広げてあげることが大人の使命でもあると思うので、子供たちに対して『何かできれば』というのは常に考えています」と語った。