日本貨物航空 機体損傷も修理せず運航2件

貨物専門の「日本貨物航空」で、去年と今年、2度にわたって、機体が大きく損傷する事故があったにもかかわらず、修理をしないまま運航が続けられていたことがわかった。
国土交通省などによると、去年1月、日本貨物航空機が、アメリカ・シカゴ空港を離陸した直後に、コックピットの窓の近くに鳥が衝突した。その時できたへこみについて、大規模な修理が必要な損傷だったにもかかわらず、日本貨物航空は、小さな損傷にとどまったと国交省に誤った報告をしていた。
また、今年3月には、サンフランシスコに到着した別の機体で、へこみが見つかったが、内部で骨組みがゆがむ損傷が起きていたことに気づかなかった。いずれの機体も定期的な整備で判明するまでの間、しばらく運航が続けられたという。
国交省はこれら2件を「航空事故」と認定し、日本貨物航空に対し、経緯の報告を求めている。