「コメは買ったことがない」などと発言した江藤農水相の進退をめぐり、石破首相は江藤農水相と直接面会しました。石破首相は厳しく注意をする一方、続投させる考えを伝えました。 江藤農水相 「総理からは今回の発言は消費者の方々、国民の皆様に対しても、生産者の方々に対しても不適切であると大変厳しくお叱りを頂いた。今後、今回のことを全面的に反省し、新しいパッケージに基づいてコメの値段がさがるようにしっかり努力をしろ､と」 面会後、江藤農水相は「首相の意向で辞職すべきと言われればそのつもりできた」とした上で、石破首相から「大いに反省した上で全面的に発言を撤回し職務につとめるよう言われた」と明らかにしました。 江藤農水相はまた、「首相におわびさせたことに重ねて責任を感じる」とした上で、コメ価格がさがるよう大臣としての職責を全うする考えを強調しました。 「コメを買ったことがない。家に売るほどある」などと発言した江藤農水相に対しては、与党内からも「辞任すべき」との声もあり、野党側は20日以降も国会で追及を強める考えです。

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