2年ぶり春の園遊会 古川聡さんらが出席

東京・港区の赤坂御苑で19日午後、春の園遊会が開かれ、宇宙飛行士・古川聡さんや宮城・村井県知事ら約2000人が出席した。去年の春の園遊会は東日本大震災の影響で中止となっていたため、2年ぶりの開催となった。
園遊会は、天皇・皇后両陛下が各界の功績者らを集めて食事などでもてなしをされる行事で、例年は春と秋の2回開かれる。しかし、去年の春は震災の影響で中止され、春の園遊会は2年ぶりの開催となった。
出席者からは、2月に心臓のバイパス手術を受けた天皇陛下にお見舞いの言葉を述べる場面もあり、東日本大震災復興推進委員会・五百旗頭真委員長は「ご回復おめでとうございます。心よりお祈りしておりました」と述べていた。
また、陛下は、被災地からの出席者にお見舞いの言葉をかけられた。
陛下「いろいろとご苦労は多かったと思いますが、その後の状況はいかがですか」
村井知事「復興に向けて一歩ずつ、前に進み出しております」
終了後、村井知事は「大変、心温まるお言葉をちょうだいいたしまして、感無量でございます」と述べた。
一方、19日の園遊会は、陛下にとって手術後、初めて国民と直接触れあう行事となった。現在、公務のスケジュールは手術前と全く変わらず、園遊会も例年通りのスケジュールで行われた。
陛下は来月にイギリスで行われるエリザベス女王の即位60周年記念式典に出席されることを強く望まれているということで、宮内庁は体調をみながら今月末に最終判断する方針。