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今週末に約1万4千人入国見込み 感染懸念

2021年12月17日 13:59
今週末に約1万4千人入国見込み 感染懸念

新型コロナウイルスのオミクロン株の国内での感染拡大が懸念される中、18日と19日で年末年始のピークとなる1万4500人ほどの入国が見込まれることがわかりました。

厚生労働省は、オミクロン株の水際対策として、指定する国と地域から帰国する日本人などに対し、検疫が指定する待機施設で3日間から10日間の待機を求めていますが、18日と19日に年末年始に向けて入国する人がピークを迎えるということです。

待機期間を終えて年始を迎えたい人が多いためとみられ、18日はおよそ6500人、19日はおよそ8000人の入国が見込まれるということです。

このうち「指定国」からの入国は4割ほどとみられ、厚労省は、待機施設を1万4000室に増やし、対応するとしています。

東京都の小池知事は国に対し、すべての入国者がオミクロン株でないことを確認できるまで検疫施設などで待機させるよう緊急で要望しましたが、厚労省は「全入国者の一律の施設待機は私権制限にあたりできない。施設も足りず難しい」としています。