×

平年より20日早く…東京で初雪を観測

2014年12月14日 23:49
平年より20日早く…東京で初雪を観測

 日本付近には強い寒気が流れ込んでいる。東京では初雪を観測し、日本海側では14日も雪が降り続いて、大雪となっている。

 14日は関東にも強い寒気が流れ込んだ影響で、東京都心では午後6時頃にみぞれが降り、初雪となった。平年より20日早い初雪。

 そして、日本海側では14日も雪が降り続き、大雪となっている。新潟県の山沿いでは、午後3時までの24時間に、新たに1メートル以上の雪が降った。午後10時までの積雪は、青森県酸ケ湯で176センチ、新潟県津南で175センチ、長野県野沢温泉で139センチ、山形県大蔵村肘折で135センチなどとなっている。

 今後、上空の強い寒気は次第に抜け、冬型の気圧配置は緩む見込みだが、日本海側では15日昼頃にかけて、さらに積雪が増える所がありそうだ。15日夕方までに降る雪の量は、多い所で、北陸で80センチ、東北の日本海側で50センチ、近畿北部と関東甲信で40センチ、東海で30センチ、山陰と近畿中部で15~20センチなどと予想されている。大雪による交通機関の乱れに警戒するとともに、なだれや、電線・樹木への着雪にも十分な注意が必要。